大地が崩れる姿は、暴力に見えるかもしれない。しかし、”いま・ここ”に見える大地は、生命が互いに崩れあい、互いに削りあい、常に影響しあった痕跡である。つまり、崩れは循環しているのだ。多種共生の中で、人間は常に大地の中にあり、大地の一部であり、大地に足をつけている。絶えず土・堆肥を生み出し、自らも堆肥・腐植土へ向かう途上で崩れ、腐敗する。剥がれ落ちることが繰り返されて”いま・ここ”に見える大地が存在している。 
 本作品では、大地の暴力(崩落・破壊)が現れた時、その大地の声はとりまくものへ溶けこみ、循環していく姿を試みた。
 私(たち)は、大地の声に接続すると、なにを感じるだろうか。
miki kanda
hazuki ota
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