小川楽生/waxogawa(キュレーション)・太田遥月/hazu(サウンドアート)・山田響己/hy!(インスタレーション)の3名によって構成されたアーティストグループ whh! が、サウンドインスタレーション、平面作品、彫刻、空間インスタレーションなどを組み合わせた展示を行う。展示では新型コロナウイルスという緩やかな災害からの復興をモチーフに、第二次世界対戦終戦後、1950年代のアートから、社会参加型アートやフルクサスの系譜を持つ1970年代アート、そしてインターネット以降の現代アートの水脈を参照しながらキュレーションがなされる。2020年春から私たちの社会を覆い尽くした、いくつもの予測不可能性はインターネットを通じて、社会の根底にあった「顔」という表象や、信頼、コミュニケーション、いわば「私」と「あなた」を繋ぎとめていた接続詞を散開させた。インターネット・ニューメディアによって参加や予感や感染はマルチチュード化した。そしていま再び澎湃として起こる戦火、世界を覆い尽くした感染。やはり、私たちはあの時代を参照するしかない。ミュートされた顔、ハウリングする顔、ブロックされる接続詞、反転した日常と非日常。ようやく、かつての社会の姿が見え始めた2022年現在、ふたたび戻ろうとしている「日常」とは何なのか。みなみな夢遊病者で、分裂症者で、認知症者で、同時にひどく醒めた正常者であったあの2年間を、どのように解析接続し、積分し、微分し、どのようにして戻るべき日常を探索するか。私たちwhh!は、あの日々を、あの散開星団だった接続詞たちを、もう一度考えなおす。目玉を背中につけて、この会場を出てゆくために。この世界から脱するために。
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Information
( . . . )³ cubed of con­junction
会期:2022年7月22日~7月27日
会場:新宿眼科画廊 スペースO
住所:東京都新宿区新宿5-18-11
URL:https://www.gankagarou.com/show-item/202207tono3jyou/
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